この記事を読んでわかること
50代の女性がこれから稼げる資格を選ぶ際には、興味、コストパフォーマンス、将来性の3つのポイントをしっかりと考慮することが大切です。
50代の女性が副業を始めるには、これまでのキャリアや経験を活かしながらシニアになっても続けられるようなお仕事がおすすめです。
副業といっても、立派な仕事ですから、やはり相手から信頼されないとお仕事はできません。
現実問題として、信頼を得るには、お仕事としての実績が一番わかりやすいのが事実です。
ただ、仕事としての実績はなくても、趣味や特技として長くやってきたものだったら、信頼を得られる場合もあります。
その場合には、「資格」が相手には一番わかりやすく、信頼も得やすいので、得意なことに関連する資格を取るのもおすすめです。
未経験なのにできる仕事はなかなか見つからないですよね。
でも、そのお仕事に関連する資格を持っていれば、一定の信頼を得ることができますので、
あとは自分がどのくらいその副業に関するスキルがあるかを伝えれば、副業として成功するかもしれません。
50代の女性が、これから副業を始めるために資格を取る場合のポイントは下記の3つです。
1.興味のあるもの=自分の得意分野で今までの仕事や趣味に関連するもの
2.コスパのよいもの=資格を取るのにお金や時間がかかりすぎないもの
3.将来性=高齢になっても続けられるもの、独立を目指せるもの
それぞれのポイントについて解説していきます!
1.興味のあるもの=自分の得意分野で今までの仕事や趣味に関連するもの
せっかく資格を取るのですから、副業に活かせるものでなければいけません。まずは、どんな副業をするのかを決めて、その副業に関連する資格を探しましょう。
今、すでに「簿記3級」の資格を持っていて、経理の仕事をしている方が、今後は在宅ワークでのお仕事をしたいという場合、少しでも良い条件の仕事を取れるよう、「簿記2級」を取る、というのはよさそうですね。
また、今まで仕事でずっとパソコンを使ってきたけれど、特に資格を持っていないという方は、「MOS (Microsoft Office Specialist)」などのパソコン関係の資格を取れば、スキルを証明しやすく、事務関係の副業につながりやすいでしょう。
また、料理やお掃除が好きで、家事代行の副業をしたいな、という場合、家事代行サービス会社に登録するのが一般的ですね。その場合、会社の研修があることも多く、特に資格は必要ないかもしれませんが、例えば「整理収納アドバイザー」や「食生活アドバイザー」などの資格があれば、将来的に、独立して活動できるかもしれません。
今までの経験やスキルを活かせる副業に関連する資格を取れば、お客様やお仕事の相手から、より信頼を得ることも可能です。
2.コスパのよいもの=資格を取るのにお金や時間がかかりすぎないもの
いくら仕事に活かすためとはいえ、50代から始める副業ですから資格を取ること自体にお金や時間がかかりすぎるものはやめた方がよいでしょう。
もともと得意な分野の資格だったら、全く知識がないわけではないので、スムーズに勉強が進むかもしれませんが、目安としては1日1時間程度のスキマ時間の勉強で半年以内くらいで取得できるような資格がおすすめです。
毎日何時間も勉強しないと取れない資格は、副業というより本業向けです。
もちろん、その副業を将来的に本業にしたい、という場合なら、ガッツリ勉強してもいいかもしれませんが、
あくまでも副業として始めるなら、資格は補助的なもの、ととらえておく方がよいでしょう。
また、資格取得に何十万円もかかるような資格はハードルが高いので、数万円から10万円程度で取れるような、コスパの良い資格で、自分を売り込めるものを選ぶと良いでしょう。
資格によっては、雇用保険の教育訓練給付金の対象で一定の金額が戻ってくるものもあります。
この制度は、雇用保険に入っている方が対象です。もちろん、パートや派遣で働いている方も対象です。
簿記検定やITパスポート、社会保険労務士、ファイナンシャルプランナー、行政書士など幅広い資格が対象となっています。
自分が取りたい資格が、教育訓練給付金の対象となっているかどうか確認すると良いでしょう。詳しくはインターネットのハローワークのページで確認できます。
副業の種類によっては、材料代や交通費などの経費が必要になることもあります。資格を取ることにお金を使うより、仕事を頑張る方に時間やお金を優先した方がい良いこともあります。
また、資格によっては2,3年ごとに更新が必要になる場合もありますので、トータルでのコスパも考慮するようにしましょう。
3.将来性=高齢になっても続けられるもの、独立を目指せるもの
50代女性がこれから資格をとるなら、なるべく長く続けられる資格がよいでしょう。体力面での衰えもありますので、あまり体力を使わなくてもできる仕事か、親の介護や家族との時間も大切にしながら続けられライフスタイルから見て無理なくできる仕事かを見極めて、そのお仕事に関連する資格を選ぶとよいでしょう。
フラワーアレンジメントやハンドメイド系の資格でしたら、自分が楽しむ趣味だけでなく、ビジネスとして成り立つ可能性があります。自宅やレンタルスペースで得意なことを教えることもできますので先生として独立可能にもなりますね。
また、ネットショップで作品を販売することやオンラインで教えることで場所や時間にとらわれず稼ぐことも可能です。
長く続けるには、社会に必要とされる、つまり人から頼られることもポイントになります。
例えば書道は日常で使うことは激減していますが、賞状を書いたりするビジネスはニッチだがニーズはあります。
書道が得意なら賞状揮毫の資格を取るなどもよさそうです。60代、70代になっても長く続けられそうですし、社会とのつながりが老後の生きがいにつながります。
50代の女性が副業で稼ぐための資格を選ぶ際には、興味、コストパフォーマンス、将来性の3つのポイントをしっかりと考慮することが大切です。持っているスキルや経験を活かせる資格を選びましょう。
今の世の中の動きから、リモートワーク、フリーランス、コンサルティング、ネット副業につながる資格も有望ですね。
時間や場所に縛られず、自分のペースで働けるから、自宅やレンタルスペースで得意なことを教えることができる資格を取るのもおすすめです。SNSでアピールする。自分のブログやHPを持って売り込むのも有効ですよ。
好きなことを副業にしながら月に数万円でも副収入を得ることができたら将来のお金の不安を減らせますよね。
まだまだ50代、先は長いのですから、これからの生きがいにもつなげられるし、今から始めてもメリットはいっぱいあります。
自分の趣味や特技を活かせる資格の資料は、無料で請求できますのでまずは気軽に取り寄せてみてください。